お店の得意分野を知る|古書の売り方、教えます:専門店の買取サービスについて

お店の得意分野を知る

芝生で読書している女性

価値がある本は、古書専門店に持っていって買取サービスを利用する。そうすることで適切な価格で処分することができますし、本にとってもそちらのほうが幸せでしょう。たとえば街の古本屋チェーンで100円くらいの値札シールが貼られて売られ、誰にも見向きされないよりは、古書を愛する人たちがお客さんとして通う専門店で、しっかりブラシをかけてもらって綺麗な状態で陳列され、たくさんの人に見てもらい、ある日、読書ファンの人に買ってもらえる……いい人生ならぬ、いい本生を送ることができるのです。

とはいえ、たとえば神田神保町の古書街にあるお店なら、どこの買取サービスを利用してもいいというわけではありません。神田神保町にはたくさんのお店がありますが、そのすべてのお店が、それぞれ異なる得意分野を持っているのです。これを書いている私は実際に何度か足を運んだことがあるのでわかるのですが、あるお店では品ぞろえが異常に良かったジャンルが、別のお店ではまったく見当たらない、ということがよくありました。たとえばミステリー小説ばかりを扱う専門店があるかと思えば、ミステリー小説などは1冊も置いていないというお店もあったのです。

ミステリー小説の貴重本の買取を依頼するときは、前者のようなお店を選ばなければいけないわけです。それぞれの得意分野については、ひとしきり店内を見て回ることでチェックすることができますし、ガイドブックや古書街の案内サイトなどもあるので、買取サービスを利用するときはぜひ事前にしらべることを忘れないようにしましょう。